■掲載記事本文
確実に速くなる調整パーツ付き!
若者の間では「ゼットエックス」や「ゼックス」という愛称で慕われているライブDioZX。生産が終了してから10年以上が経過した今もなお絶大な人気を誇るモデルだが、そんなZX用のチャンバーがバージョンアップしたぞ。
それがNRマジックのロングセラーモデル「BOOST」で、膨張室の設計を変更したことで、今までのものよりも低中速のトルクが高められているという。
ノーマルマフラーに比べかなり軽量なので、取り回しに軽快さも加わりイイ感じ。放熱性にも優れていて、エンジンを止めると数分で冷えてくれるのもポイントが高い。
2ストエンジンの場合、チャンバーを社外品にするとエンジン特性が変わってしまい加速が悪くなってしまうものもあるが、このチャンバーはウエイトローラーやクラッチスプリングといったセッティングパーツが付属していて、パワフルさと扱いやすさを簡単に手に入れることができる。クラッチミートの回転数は5500rpmまで上がり、ドンと力強く発進できるようになる。20km/hの中速域に入った瞬間の加速はまるでボアアップしたかのようだ。アクセルを一旦閉じてからでも再加速する場面で、どの速度域からもスロットルにリニアに反応してくれるので、サーキット走行も楽しめてしまえるほどのポテンシャルを感じたぞ。2スト特有の「パンパン」と乾いた音も気持ちいいので、いつもよりも多くアクセルを開閉してしまったよ!
サイレンサーの角度もよいカチ上げ具合だし、サイレンサーのカラーが5色から選べるから、ドレスアップ効果も◎。コイツはかなり気になる一本だね。
(ソード)
3分16秒~